東日本大震災を受け、地震保険の重要性を再認識した方も多いと思います。ただ、一つ、不安があるのではないでしょうか。それは、今回のような巨大地震がおきた場合、地震保険の支払いのために、保険会社が経営破たんしてしまうのではないかということです。
しかし、その心配はありません。地震保険は保険会社が政府に対して再保険をつけて保険責任を分担するため、保険会社だけが支払いを迫られるわけではないのです。
ただ、地震保険には加入者全体の保険金の支払い限度額がありますので、それを超える支払いがでる場合、加入者全体で按分することになっています。
もっとも、その限度額は5兆5千億円と巨額ですので、仮に今回の支払額が阪神大震災の50倍であっても、耐えられる計算になります。
テレビを見ていると、家が地震で崩壊したり、津波で奪われている人を見ますが、思い出は流されても、地震保険があればせめてもの資産の一部は保護されます。
保険料が高く、確率を考えるとかけにくいものかもしれませんが、FPとしては、強く付保をおすすめします。
Trending Articles
More Pages to Explore .....